The tune don't stop sounding.

いつまでも響き続ける



















 
夢の中の狂想曲(ラプソディ)













夢を、見た




大好きなジャンさんが

ベッドの上で
はだけたワイシャツ一枚を身に着けただけのしどけない格好で
立てた膝を大きく開き


自慰をしている、夢だ


ヘッドボードに寄り掛かったジャンさんの右手は
くちゃくちゃといやらしい水音を立てペニスを扱き
シャツの合間から差し入れた左手は
胸の辺りを弄っている

それを
くりくりと弄り回しているのか
それとも優しく撫でるように触っているのか
それともカリカリと引っ掻くようにしているのか

見えないのは少しもどかしいけれど
ジャンさんの手がどんな風に動いているのか、あれこれ想像するのは楽しい
それに、全裸よりも隠された部分があった方が
よりエロチシズムを感じるから、
これはこれで

善い


しかし、
顔を横に背けているのは、ちょっと不満だ

勿論今みたいに
恥ずかしそうに顔を横に背け、自分の胸やペニスを弄るジャンさんにも凄くそそられる
そそられるけれども、せっかくなのだから

『ジュリオ・・・』と、俺の顔を見て、俺の名を甘く呼びながら
自慰をしてもらいたい

などと思うのは、俺の我儘・・・・なのだろうか・・・・?

いや、これ位の事は我儘の内には入らないだろう
入らないに違いない

というよりも、俺の願いは何でも叶うはずだ


だってこれは

俺の夢の中、なのだから






「ジャン・・・・、こっちを向いて・・・・・・・」

声を掛けると
ジャンさんは一瞬ビクリと身体を震わせた後
恐る恐る顔をこちらに向けた

視線が絡んだ刹那、


「っ・・・!」

息を呑んだのは、俺だった


上気した頬

目許の淵を赤く染め
快楽に潤んだ瞳

半開きの口許から見え隠れする
赤い舌

ジャンさんの壮絶な色気に
ズボンの中のペニスが痛い程膨れ上がった

「ジャン、・・・お、俺の・・・・、俺の顔を見ながら・・・して・・・・」

そう言うとジャンさんは泣きそうな顔をしながらも「うん」と頷き

「・・・ん・・・・・、ジュリ・・・オ・・・・・、ジュリ・・・・・・んっ・・・・ぁ・・・あ・・・・」

掠れた声で俺の名を呼びながら自身を擦りたてはじめた


ぱっくりと開いた鈴口から溢れ出る先走りの液
クチュクチュとした水音

夢とは思えないほどリアルな光景を目前に、
俺は眩暈すら覚える


夢は素敵だ
素晴らしい



何をしても

許される




 ねぇ、ジャン
 乳首、気持ち、いい?
 でも、ね、そこを弄るのはもうお終いにして
 今度は自分の指を舐めてみてください
 人差し指と、中指、2本です
 もっと唾液を絡めるようにして・・・
 そう、上手、です
 その指を
 自分の孔に挿れてください
 本当は俺がしてあげたいんだけど
 夢の中じゃ、俺はジャンさんに触れないんです
 だから、あなたが自分で、して、ください
 自分の中はどんな感じですか?
 熱い、でしょう?
 すごい・・・・、深く入りましたね
 感じる場所、わかりますか?



俺の要求は段々エスカレートしていく


「・・・ああっ・・・、ジュリ・・・オ・・・・・・、はぁ・・・・・、んん・・・・・・っ」

快楽のポイントを見つけたジャンさんが甘く切なく啼き
俺はこれ以上ない悦びに浸った







ジャン、愛して、います

愛しています

あなたの事を心から



俺は小さく呟き、


ジャンさんの淫らな姿を見ながら
熱くなった自分のペニスを扱き上げ
ドロリとした白濁をシーツに迸らせた





ジュリオ多分夢精しました(笑)
いやいやいや、これって実はヤクで飛んでただけで、
夢だけど、夢じゃなかった〜!
って、となりのトト○状態だったりして^^;



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