犬、飼ってみたかったんだよ、俺にだけ従順な賢い犬を。








 犬の気持ち










「ぅぅ・・・・・・、ぁ・・・」

尻尾に見立てたバイブをケツに挟んで、俺の足元で呻いているのは
金色の毛並みが綺麗な犬で、名前はジャンという。
夜の路地を一人でぶらぶらしているのを拾って来たんだ。

オリコウそうな顔をしてはいるが、
実際飼ってみりゃ、暴れるわ噛むわ、無駄に吠えるわ、隙見て逃げ出そうとするわ、とんだ駄犬で。
まあ、躾甲斐があると言われりゃその通りで、
俺も何だかんだ言いながら、結構楽しんで躾をしている最中だったりするわけだ。


そうそう、さっきも俺の目を盗んで、外に逃げ出そうとしてたから
首根っこ掴んで引き戻し、「お仕置き」を始めたんだ。


「こっちにケツ向けて這えよ」
そう命令したが、
コイツは犬のくせに四つん這いになることが恥ずかしいのか、
なかなかそのポーズをとろうとしない。

「ほら、早くしろ」
語気を強め、手近にあった革のベルトを手に取ると、
それを見た犬がブルリと身体を震わせた。


言う事聞かねえ時は、この革のベルトで叩いてやるんだ。
面白ェぜ。
最初のうちは苦痛で顔を歪めているくせに
少し経つと痛えのが快感になってくるらしくて、
ひぃひぃ言いながらチンコおっ勃てて悦びだすんだ。

叩くたびに身体を震わせて床にだらだらカウパー垂れ零すから
お仕置きしてんのか、悦ばせてんのか、俺も途中で分からなくなってくるんだよなぁ・・・
ていうか、もしかしてコイツもこうされたくて、わざと反抗してんのかもしれねえけど、
本当のところは分からねえ、
俺は犬の気持ちがまだよく分かっていねえ。


一際高くベルトを振り上げ尻を叩くと、

「ぁあ・・・・・っ・・・・ん・・・・っ・・・」
鼻に掛かった啼き声を上げた犬はチンコから透明とも白ともいえない液を床に吐き出した。
どうやら軽くイっちまったらしい。

手にしていた革のベルトを放り投げ、今度は極太のバイブを掴む。
これは最近この犬が気に入っているオモチャだ。
虚ろな目をした犬の前でバイブを揺らしながら、
「尻尾、つけてやるからケツ上げろよ」と
命じると、
犬はのろのろとだが、自分の意志で尻を高く持ち上げた。
おいおいおい、どんだけ好きなんだよ、このオモチャが。


「挿れて欲しいか?だったらケツ振れよ」
「・・・・・っ・・・・」
「できねえ?」
「・・・・・・」
「これでケツの奥ゴリゴリされんの好きだろ?嬉しいだろ?だったら早くやれ」
「・・・・・っ」

俺の目の前で、申し訳程度に尻が揺れる。
『そんなんじゃダメだ』と言いてえところだが、恥ずかしくて真っ赤になってる顔がカワイイから
今日はそれで勘弁してやるよ。
俺は犬の尻にバイブをぶち込んでやった。

「ぅあっ・・・・、ぁああ・・・・・」

ほら、見てみろよ。この善がりようったらねえだろう?
挿れただけでこれだ。
くねくね振動するスイッチ入れたらどうなることやら。

前立腺に先端がくるようにバイブを押し込みスイッチを入れた途端、

「ゃあ・・・っ、ひぃ・・・・・やっ・・・・・ああ・・・・っ・・・・」
犬が切ない声で啼き始めた。
バイブを食んだ尻ががくがくと揺れている。
そうそう、嬉しい時にはそうやってちゃんとケツを振りゃいんだよ。

上手く尻を振ったご褒美とばかりに、硬くなっているチンコに手を伸ばし、
鈴口をグチュグチュ弄ってやると、犬は背を反らせながら

「っあ・・・・、・・・・・んっ・・・・、ううっ・・あ・・・あっ・・・・!」
益々いい声で啼いたあと、

「ああっ・・・い・・・く・・・・っ・・・!」

悦びの証である白いものを勢いよく吐き出した。

そうか、そんなに嬉しかったのかと、中で蠢くバイブも抜かず、
チンコを弄る手も休めずに動かすと

「やああっ・・・・・!」

イったばかりで過敏になっている犬の身体は面白いようにビクビクと跳ね、
それを押さえつけつつ快感を与え続けてやると
犬は
「ひっ・・・・ぅ」
声にならない叫びを上げてグッタリと床に沈みこんだ。

善過ぎて気ィ、失っちまったか・・・・・・


仕方ねえなとバイブを引き抜くと
力の抜けた犬の身体がピクッと少しだけ動き、
同時に尿道に残っていた精液がドロリと俺の手の中に吐き出される。



さぁて。
起きたら今度は何して遊んでやろうかな。

啼き濡れた犬の顔を覗き込みながら、俺は考えた。



はっ!どこにもバクシーって出て来ない!
でもバクジャンだよ、多分(多分って・・・^^;)


           Lucky dog1 menu